5月末時点の世界株式時価総額ランキング
時価総額は「株価×発行済み株式数」で決定します。
また、その総額自体が、企業の規模=価値を示します。
そして、時価総額が高い企業=「その企業に期待している投資家が多い」と言えます。
為替レート:109.48
OANDAレート’(6/2)を使用
参考元:https://www.corporateinformation.com/Top-100.aspx?topcase=b
1位は、APPLEです。
時価総額は227.6兆円
恐ろしい金額です。。
上から順番に見ていくと分かりますが、1~50位のうち34企業が米国企業です。
気になる日系企業はというと、トヨタ自動車のみです。。
経済的格差がどんどんと広がっているのを感じますね。
バブル期の頃は日本の企業が大半を占めていたのに、今では見る影もありません。
こういう現状を目の当たりにすると、ますます米国株で資産運用すべきだと感じてしまいます。
この世界株式時価総額ランキングは、どのような企業が活躍しているのか分かるので、上から順番に見ていくだけでも、有益だと思います。
21年6月時点の次男の資産
2021年6月時点の次男の資産を公開します。
次男の投資対象も前月と変わらず投資信託です。
全世界と米国株を購入しています。
米国株は、もはや黒歴史です。。。
やはり、素人が気軽に手を出すものではありませんね。
自分を教育する為に保有し続けます。
21年6月時点の投資信託の成績
評価額:1,910,246.12円
評価損益:+484,860.18
3月以降からはこれまで購入していた投資信託を止めて、全世界と米国に変更しました。
5/31に紹介したSVIのVシリーズ(全米株式)が気になっています。
今月の途中から組み替えるかもしれません。
そして、ここからは、米国株です。
・・・嫌な数字ですが、公開します。
21年6月時点の米国株の成績
評価額:4,549.10USD(498,352円)
評価損益: -163USD(-5,178円)
かなりマイナス幅が小さくなってきました。
損益通算が出来ないため、この銘柄と数字を見るたびに、反省しています。。。
次男の資産全体の内訳は以下です。
次男に関して言えば、米国株を増やすことはないと思います。
投資信託でコツコツと真面目に運用していきます。
やはり中心となるのは「全世界」と「米国」です。
この2軸で(と言って、全世界の大半は米国株で構成ですけども)進めます。
2021年6月時点の長男の資産
2021年6月時点の長男の資産を公開します。
これまでに購入していた投資信託と最近は米国株(VTI/VT)を購入しています。
近頃は、忙しくてこの時にしか長男の資産推移を確認できていません。
本当にほったらかしの状態です(笑)
21年6月時点の投資信託の成績
評価額:1,828,084.33円
評価損益:+487,643.15
ここからは、米国株です。
直視したくない数字ですが、公開します。
21年6月時点の米国株の成績
評価額:6,172.34USD(676,177円)
評価損益: -815.48USD(-75,913円)
依然として収支はマイナスです。
トータルの収支ではプラスなので、まだ大丈夫です。
VTIを継続して買い続けて、来年、再来年にはプラスになるように、、、
期待しています。
長男の資産全体の内訳は以下です。
米国株の比率は、前月と変わらずです。
追加投入資金が少ないため、1~2ヵ月では、変化を期待するのは難しいですね。
ジュニアNISAが廃止されるまで、米国株を中心に積立します。
1年後には、米国株の比率が40%を超えるはずです。
・・・たぶん
相場が下がった時に、VTI/VTを多く仕込めるように注視していきます。
引き続きVTI/VTの積立投資を行います!
SBIから誕生!低コストインデックス「SBI・V」シリーズの紹介
ネット証券はSBIと楽天の2強で争っています。
利用者が増えれば増えるほど、購入者が増えれば増えるほど、管理手数料は低くなると考えています。
こういう利用者にとってよい競争は引き続き行ってほしいものです。
今回紹介するのは、SBIの新しいファンド(投資信託)です。
SBI・Vシリーズ
SBI・Vシリーズの今後の予定
6/15:新規募集開始
6/17:新ファンド設定記念ミーティングを開催
6/29:設定予定
という順に進んでいく予定です。
上から順番に見ていくと、
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの説明
こちらは、現在SBI証券で購入できる「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の名称を改定したものです。
名称を変更する理由は、バンガード社の日本ビジネスからの撤退に伴い、バンガード社が保有する商標の継続利用が困難になったため。だそうです。
投資商品としては、ファンドの運用方針、運用体制、商品性等は変化ありません。
信託報酬料もこれまで通り、0.0938%と非常に安価です。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの説明
特徴としては、米国市場に上場している4,000社にまとめて投資します。
※CRSPトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指す商品です。
※米国株式市場の大型株から小型株までを対象とし、投資可能銘柄のほぼ100%を網羅した時価総額加重平均型の株価指数のことです。
こちらは「VTI」と同じと考えて問題ないです。
信託報酬料は、S&P500同様に0.0938%と非常に安価です。
個人的に、一番おすすめの商品です。
SBI・V・米国高配当インデックス・ファンド
特徴は、米国株のうち高配当銘柄の株式に投資している商品です。
※FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動する投資成果を目指す商品です。
※米国株式市場における高配当利回りの銘柄(REITを除く)で構成される時価総額加重平均型の株価指数のことです。
こちらは「VYM」と同じと考えて問題ないです。
信託報酬料は安価の0.1238%です。
個人的には、高配当銘柄を集めても安定的な指標にはならないと考えておりますので、
この銘柄への投資は慎重に行います。
総合的に見て、やはりVTIが一番ではないかと思っています。
資産運用で大切なこと【収入を上げる】
一連の資産運用で大切なことシリーズを書いてきましたが、今回が最後です。
それは「収入を上げる」です。
これが出来れば苦労しないよ。と言われそうですが。。。
これは給与収入自体を上げるという意味も当然ありますが、
それ以外の収入源を作るという意味合いが強いです。
現在の私の収入は、給与と微々たるインカムゲインです。
現在の収入でそれなりに不自由なく過ごしていますが、不安は消えません。
マインドをセットする前に、目的について説明をします。
収入を上げる2つの目的
①投資資金を増やすことが出来る
この狙いは、毎月の投資金額が増えれば、その分リターンが大きくなるという事です。
百聞は一見に如かずなので、シュミレーションで説明します。
・10万年/月x20年投資した場合
つづいて、
・11万年/月x20年投資した場合
月々の積立金額の差はわずか1万円ですが、結果は450万ほど異なります。
収入が増えた分を全額投資に回すことが出来れば、時間と複利を最大限利用することで、大きな資産を築くことが可能です。
②万が一のリスクに備えられる
この先も健康で働き続ける自信はありますが、何かの拍子で(交通事故に遭う)就業不能になるかもれいません。
これは誰にでも起こりうるリスクだと考えています。
そうしたリスクに備えるために、給与以外の収入源を準備しておく必要があります。
複数の収入源を持つことに異論のある人はいないと思います。
また、給与収入(会社)のみに依拠しない構造を創ることが出来れば、不合理な働き方をする必要もありません。
自分自身の能力を向上させるのは好きですが、ストレスフルかつハードワークの連続は避けたいです。。。(心の声が。。。。( ノД`)…)
では、いったいどのようにして収入源を増やせばよいのか?
おすすめしない収入源
個人的に労働集約型の収入源はおすすめしません。
例:土日を使ったアルバイト等(ウーバーイーツ等)
時間を切り売りをすることになるので、それを止めたと同時に収入がなくなります。
また、体を酷使するため、短期的には何とかなるかもしれませんが、長期で続けていくのに適していません。
そうではなく、自分の分身を作り、それに働いてもらうような収入源が良いと思います。
おすすめの収入源
SNS(ブログ、Twitter、youtube、Facebook、インスタ、note等)
アフィリエイトもこれに含まれます。
広瀬隆雄氏もyoutubeで言っていましたが、100%同意です。
なぜこれらの方法が良いのかというと、
SNSをおすすめする2つの理由
・始めるための金銭的に敷居が低い
・一度仕組みを作ればあとは自動的に稼ぐことが出来る
が挙げられます。
特に、物理的に体を動かさなくても賃金が得られるという点が秀逸です。
今ではインターネットで多くの方と繋がることが出来ます。
これまで知りえなかったことも、インターネットを通じて、知ることが出来ます。
この機能を利用して、人々の悩みや願望を満たすものを提供すれば、収入を得ることは可能だと思っています。
住む場所や働く場所に関係なく、お金儲けができる。
とても良い時代に生まれたと思っています。
私自身は直近1年、ガムシャラに仕事に取り組んで成果を上げることに集中します。
稼いだ資金の大部分を投資に回して、原本を育てます。
並行して少しでも誰かの役に立つような情報をブログを通じて発信し続けたいと思っています。
資産運用で大切なこと【正しい投資対象に投資する】
前回の記事に続いて、資産運用で大切なことを記載していきます。
全部で3つある中の2つ目です。
今回は「正しい投資対象に投資する」です。
何を当たり前のことを言っているの?と言われそうですが、
これは分かっているようで、実は分かっていないため、とても重要です。
まず初めに私の投資目的について書きます。
目的:子供の教育資金を安全で確実性の高い方法で増やす
私に限らず子を持つ親の立場の方なら同意いただける内容だと思います。
私は、株の知識が豊富にあるわけでもありません。
また、日中は仕事のため物理的な自由時間が少ないので、出来るだけ簡単なものが良いです。
個別銘柄の選定や研究、または頻繁な取引を要求されるような運用は厳しいです。
そして、子供の教育資金は、失敗が許されません。
(特に私の場合、ジュニアNISAを使っているので、短期的な取引は考えていない)
こうした背景があります。
続いて「正しい投資対象」の定義について、記載したいと思います。
正しい投資対象の定義
これは「比較的安全で資産を増やせる投資商品」のことです。
比較的安全:投資対象が分散されている
資産を増やせる: 実績があり今後も成長に期待できる
ということです。
これらの条件を満たす商品は 、
正しい投資対象
2021年5月26日時点では、ズバリ以下です。
高配当ETFや特定マーケットETF(例:ARK)もありますが、それらは値動き幅が大きい高いため、安全とはいいがたいです。
また高配当ETFは、不況(今回のコロナのように)で市場全体が大きく下がったタイミングで購入するのが鉄則です。
じりじりと右肩上がりに相場が動いている状況で購入する商品ではありません。
上記で紹介している商品は、全世界(米国中心)または、米国に投資しています。
商品によっては多少投資対象(小型株含む、含まない)が異なります。
ただし、基本的には分散投資され、かつ今後も成長が見込める米国市場を中心に投資している商品達です。
投資信託とETFは、効能はほとんど同じです。
投資信託は1日1回、基準価額が算出されます。
ETFは、上場投資信託という名前の通り、個別銘柄のように1日のうちに絶えず上下を繰り返しています。
そのため、購入する時間によって、同じ日に購入したとしても価格が異なります。
安全に投資したいけど、もう少し個別銘柄のような気分を味わいたいという方は、ETFをおすすめします。
SBIソーシャルレンディングの事業撤退
長男や次男の資産運用には関係ありませんが、
私自身の資産の一部を(とはいえ、ほんの数万円ですが)出資していました。
今回このニュースを聞いて、驚きました。
投資対象の選定基準が甘かったのかな。とか、件数を増やして出資者を増やす必要があり、敷居を低くしていたのかな。とか。。色々と考えてしまいました。
大手のSBIだから預けていたわけで、他のソーシャルレンディングは大丈夫なのかな。
余計なお世話かもしれませんが、そういうことを心配してしまいました。
こうした経験からもつくづく投資対象の選定は重要だと痛感しています。
別の記事で解説しますが「正しい投資対象を選ぶ」というのが、本当に重要です。
一部の投資信託やETFはネギトロと同じだと思っています。
トロが食べたいけど、それは高くて手が出せない。
でも、それに近い物を食べたい。
というニーズに応えているのが、ネギトロです。
ただ、その内容自体は混ざっているのでよく分からず、粗悪な材料が混合している可能性もあります。
商品が多数あり、見た目はすべてネギトロかもしれませんが、トロの比率は、ほんの数%で、後は別の魚や他の物(魚ですらないもの)で作られている。
ということは十分にあり得ます。
あくまで「その程度の商品なんだ」ということを認識し、投資するしないの判断を自分の頭で考える必要があります。
今回の経験は、私の今後の投資選択に影響を与えると思います。
幸いにも全体の大部分では、正しい投資商品を選んでいるため大丈夫ですが。
余裕資金だったので、こうしたニュースを見ても、まだ笑っていられますが、
大金を投入していた場合は、シャレになりませんね。。
しつこいですが、正しい投資対象に投資することの大切さを実感しています。
資産運用で大切なこと【支出の管理】
資産運用を行う中で、大切なことが3つあります。
今回はその中の1つ「支出の管理」について書きたいと思います。
最初に「支出の管理」について書くのには理由があります。
なぜなら、この項目が3つの中で最も簡単で実行しやすいからです。
支出管理の重要性
今具体的にいくら収入があり、いくら投資に回せるのか?
これを正確に把握していないと「気が付けば資金(預金残高)が減っている」
という事態になりかねません。
おすすめなのは、1ヵ月を通して家計簿をつけてみることです。
少々面倒ではありますが、1ヵ月続けてみると、自分が何に、どのくらいお金を使っているのかが分かります。
逆に言えば、月々の消費金額の目安を理解していないと、使いすぎているのか、適度なのかも分かりません。
月々の費用の中で 特に大きな項目は以下です。
・住居費
・電気、ガス、水道代
・携帯、インターネット代
・食費(外食代含む)
最近は、電気、ガスの自由化が始まりましたので、
よりお得なプランを選択できる可能性が出てきました。
我が家は、楽天電気に変えました。
楽天ポイントが貯まり、以前の電気事業者よりも安くなりました。
携帯は格安SIMを利用しています。
都会在住のため、どこでも大抵繋がりますので、困ったことはありません。
ただし、削ってはいけない物も中にはあります。
その一つがインターネットです。
我が家は、NURO光に変えました。
低速、速度制限等は仕事に差し支えますので、費用対効果を考えれば※NURO光はむしろ安いと感じています。
※あくまで個人の感想です。
ちなみに我が家は、エンゲル係数高めです。
ただ、食べることは楽しみなので、ここを節制するとギクシャクします。
当分は、今の水準で行こうと思っています。
・5月の我が家の費用うちわけ(食費約5万円超)
そして、次に行うのが、収入と支出の数値化です。
自分の収入と消費金額の目安を把握する
具体的には(実際の金額とは異なりますが、イメージでお考えください)
給与収入(手取り):23.5万円/月
支出額:15万円/月
残額:8.5万円/月
ボーナス(手取り):150万円
8.5万円*12カ月+150万円=252万円。
理論上は、8.5万円/月、投資に回せます。
また、ボーナス時期には夏・冬ともに75万円ずつ投資に回せます。
家族が増えると色々とイベントが増えるので、計算通りにはいきません。
ただ、目安として自分がどのくらい投資に回せるのかを理解した方が良いです。
・支出と収入のバランス
当然、支出の方が多いと資産が目減りしていきます。
家庭により事情が異なるので一概には言えませんが、
月々の収入と支出の差し引きで収支がプラスになるように改善した方がよいです。
今回の記事のまとめ
- 月々の支出額の内訳を理解する
- 支出のうち、削減・減少出来る物は対策を行う(例:格安SIMを利用する)
- 収入と支出を数値化する。可視化する
- 月々の収支がプラスになるように改善する
最も簡単で、最も実行しやすいので、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
お金が2倍になる期間が分かる【72の法則】
今回は「72の法則」を紹介します。
”72÷金利”で計算すると、現在の手持ち資金が2倍になる期間が分かります。
例えば、以下で運用していると仮定します。
運用資金:100万円
年利5%
計算式に当てはめると、72÷5=「14.4年」です。
元手がいくらであろうが、関係ありません。
金利がいくらなのか?が重要です。
つまり、100万円を5%で運用した場合、14.4年経てば「200万円」になります。
この数式を使えば、手持ち資金を〇〇年で2倍にするためには、
何%で運用する必要があるのかが分かります。
例えば、5年で2倍にしようと思った場合
72÷X=5年
X=”14.4%”です。
これは、かなり無理目な%です。
こんな金利で運用できるなら、すぐに億万長者達成です。
あまり現実的ではないです。
クレジットカードの分割払いやリボ払いの金利
ちなみに、この数式が理解できれば、クレジットカードでの分割払いやリボ払いが如何に勿体ないかが分かります。
以下は三井住友VISAカードが設定している分割払いの金利です。
三井住友VISAカードに関わらず、クレジットカード会社は12~18%で金利を設定していることが多いです。
例えば、10万円を10回払いで借りたと仮定します。
その場合は、
分割手数料:100,000×(6.70円÷100円)=6,700円
支払い総額:106,700円
1回あたりの支払額:10,670円
なんと、6,700円も余計に支払うことになります。
普段からクジレットカードの分割払いやリボ払いを利用している人は、
余分な金利を支払っているので、ご注意ください。
一括決済は難しいけども、月々に分割すれば購入難易度は下がります。
ただし、それは結果的に余分な支払いを求められるため、
資産を築いてくためには、避けた方が良いです。
数字を意識すると、普段の生活の中で、消費している、勿体ないことが無数に見えてくると思います。
私は、コンビニで買い物はしないし、飲み物はマイボトル持参しています。
スタバは家族と一緒の時以外は利用しません。
それらの利用を停止する習慣を身に着けた今でも、以前同様に楽しく過ごしています。
倹約生活も慣れると、それがスタンダードになるので、何も困りません。
そうして余った資金を投資信託やETFに投資して、資産を築いていきたいと思います!
積立投資の一番の利点【複利効果】
前回に続いて、積立投資に対して自分の意見を述べます。
最初から結論を言うと、
積立投資の一番のメリット
複利の恩恵を受けられる
この点が最大の理由だと思います。
相対性理論で有名なアルバート・アインシュタイン博士が残した言葉に「複利は人類最大の発明。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」というのがあります。
”人類最大の発明”という点に注目です。
アインシュタイン博士にそう思わせる効果が「複利」なのです。
そして、その複利の恩恵を受けられるのが株式市場です。
金融商品の中で、複利効果を得ながら、安定的に投資できるのは投資信託です。
続いてETFです。(VTIやVT)
当ブログでも度々紹介していますが、
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・※VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
などが、それに該当します。
これらの商品は2つとも全世界に投資しています。
上記と比べて少しリスクはあがりますが、パフォーマンス重視なら以下です。
・eMAXIS Slim全米株式(S&P500)
・※VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
これらは、アメリカ市場に分散投資しています。
※ETFは、自分で配当金を再投資する必要があります。
初心者が始めて複利の恩恵を受けるという意味では、投資信託がその定義に当てはまると思います。
そもそも複利って何?
「元本だけではなく、利子が利子を生む」という考えの事です。
この複利は、時間をかければかけるほど、お金自身がお金を稼ぎ続けてくれます。
想像するだけで、夢のような状況ですね。
言葉よりもイメージでお伝えした方が分かりやすいと思います。
以下の前提で積み立てを行っているものとします。
積立金額:5万円/月
運用利回り:5%/年
運用年数:10年
10年後には、1,767,442円(資産22%増)です。
こちらは、あくまでシュミレーションですので、結果を保証するわけではありません。
ただ、実感として年利5%は十分可能な利率です。
そのことから、上記以上の結果を残すのは素人でも可能です。
実際に、金融リテラシーのあまりない私も同様の利率で運用できています。
複利の効果を最大限受けるためには、時間をかけて(20年程度)運用することです。
以前のGPIFの記事でも紹介しましたが、短期運用では、元本割れする恐れがあります。
ただ、運用年数が長くなればなるほど、そのリスクは低くなります。
実質、インデックスによっては、ほぼそのリスクはないに等しいです。
運用成績は、”投入資金×投資年数”で決定します。
これは、長ければ長いほど、複利の恩恵を受けやすいためです。
このことから、運用するなら1日でも早く始めるのが大切です。
積立投資を知らない人に伝える「積立投資のメリットとデメリット」
先日「積立投資」のメリット、デメリットについて複数名の方と会話しました。
主旨としては「積立投資を知らない人に積立投資のメリット、デメリットを伝える」というものです。
最初に私の投資履歴を説明しておくと、
長男、次男の投資運用歴
・2018年から積立投資を開始(積立額40,000円/月)
・2019から金額を変更(積立額50,000円/月)
・2020年コロナを経験。一次評価額がマイナス(積立額50,000円/月)
・2021年3月長男はETF購入。次男は投資信託購入(ジュニアNISAを使用)
2020年3月と4月の評価額は、一次マイナスを記録しました。
それでも損切せずに「これは安く買うチャンス!」とばかりに毎月50,000円を継続投入し運用してきました。
こうしたメンタルを持てたのは、以下の要素が強いです。
・大前提として余裕資金で運用している
・事前に経験豊富な先輩方のブログや書籍を読み勉強していた
・正しい指標に投資していれば、問題ないことが分かっていた
これらの要素の中で一番大きいのは”余裕資金だったから”です。
もしも全資金を全力投入していたら、かなり焦ったと思います。
いくら知識として知っている、正しい指標に投資している。
と言っても、100万円近い資産が急にマイナスになると堪えます。
ましてや、コロナは投資後初の株式市場の大変動だったので、
もしも知識や余裕資金でなければ、株式市場から退場していたかもしれません。
こうした経験を踏まえて、当日はメリット、デメリットをお伝えしました。
その中で、色々な意見が出たので、今回紹介したいと思います。
特に、金銭面以外のメリットが個人的には良いなと感じました。
・金銭面でのメリット・デメリット
続いて、金銭面以外のメリット、デメリットです。
・金銭面以外のメリット・デメリット
個人的には、上記の「簡単に出来る(0→1への一歩目を踏み出しやすい)」という言葉が気に入っています。
この言葉は、比喩的な意味として理解しています。
積立投資:一定の金額を毎月継続して資金投入することです。
そして、積立投資自体は、始めるのも、継続するのも簡単です。
(証券会社に自動積み立てを行えば、毎月、定額を自動運用してくれます)
そんな簡単なことでも継続していれば、10年後、20年後には大きなリターンが望めます。
これは、積立投資という商品を通じ、継続することで将来得られる成果をリアルに認識することが出来ます。
そして、そのイメージを自分が達成したい目標と置き換えます。
何かを成し遂げるためには、成果が出るまで継続が必要です。
目標次第ですが、1年-2年で成果を得られる場合もあれば、10年くらいかかる場合もあります。
ただし、いずれの場合にしても継続しなければ、その目的地には近づけないということです。
積立投資も複利の効果を実感できるのは、10年単位です。
日々の変化は感じづらいですが、時間が経って振り返ると確かに成長していることが分かります。
私自身は、金銭的な意味合い以外はあまり考えたことがなかったのですが、
こうした意見と知り会えて良かったと思いました。
教育資金の運用方法【大学4年間で必要な学習費用】
前回の記事では「幼稚園~高等学校」までにかかる学習費用について紹介しました。
今回は、大学4年間で必要となる費用について紹介します。
同じ大学でも私立と公立、国立では異なります。
また、学部(文系、理系、医科、歯科)などにより、かなり変わります。
特に医科、歯科学部の授業料は非常に高いです。
以下の授業料は文系、理系学部の平均値です。
あくまで参考値として考えてください。
・初年度の大学諸費用
参考元:文部科学省「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
・初年度の大学諸費用うちわけ
参考元:文部科学省「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
入学費用は、入学初年度に1度だけ支払います。
私立、国立で、それほど大きな差はありません。
ただし、授業料に関しては、やはり差が開きます。
4年間の授業料を試算する
大学を4年間で卒業する場合それぞれ以下が必要になります。
・4年間の大学諸費用
参考元:文部科学省「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
4年間経過すると、私立と国公立では200万以上の差が広がります。
50万円/年のGAPが発生している計算です。
・4年間の大学諸費用うちわけ
参考元:文部科学省「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
これらはあくまで学習費用のみです。
私の場合、大学入学と共に一人暮らしを開始しましたので、
以下の費用がそれぞれ別途発生しました。
授業費以外に必要になる費用
・住居費
・食費
・毎月の水道光熱費
・新生活を開始するのに必要な家具、家電等を購入する費用等
・毎月の通信費(携帯、インターネット)
こういう事実を認識すると、憂鬱になりますよね。
大学の時は当たり前のように過ごしていましたが、両親に感謝です。
大学の費用はいつまでに必要か?
0歳から積み立てた場合、約18年間の運用期間があります。
18年あれば、投資信託またはETFで運用すれば、余裕で準備が出来ます。
大学卒業までに必要な学費はいくら?
大学卒業までに必要な学費を計算してみると、
まず「幼稚園~高等学校」までに必要な学費の最大値は、1,830万円超 です。
これに、大学の学費(約462万円)を合わせると、
合計”2,292万円”が必要になります。
眩暈がしますね。。
現実的なプランとしては、高校まではすべて公立。
大学は私立でもOKという状況にしてあげたいです。
効率的な資産の運用方法
前回の記事でも紹介していますが、投資信託、ETFが最適です。
ETFで運用する場合
・VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)
・VT(バンガード・トータル・ワールド・マーケット)
投資信託で運用する場合
・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
また、2024年には廃止になりますが、
可能な限りジュニアNISAで運用することをオススメします。
なお、ジュニアNISAで運用する場合は、ETFが良いです。
非課税というメリットを十分に活用できるからです。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
子供が出来るとお金の悩みも出来ますが、正しい知識を知り、計画通りに準備すれば恐れることはありません。
時間を有効活用すれば、複利効果で元本を大きく増やすことは誰でも可能です。
一度積み立ての設定をしたら、基本的には放置です。
一時的に投資信託、ETFともに評価額が上下しますが、基本的には右肩上がりに成長しています。
そして、時間の経過とともにマイナスになる確率は急激に下がります。
何から始めてよいか分からない人は、 少額でも良いので、毎月、正しいインデックスに積立投資することをおすすめします。