積立投資の一番の利点【複利効果】
前回に続いて、積立投資に対して自分の意見を述べます。
最初から結論を言うと、
積立投資の一番のメリット
複利の恩恵を受けられる
この点が最大の理由だと思います。
相対性理論で有名なアルバート・アインシュタイン博士が残した言葉に「複利は人類最大の発明。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」というのがあります。
”人類最大の発明”という点に注目です。
アインシュタイン博士にそう思わせる効果が「複利」なのです。
そして、その複利の恩恵を受けられるのが株式市場です。
金融商品の中で、複利効果を得ながら、安定的に投資できるのは投資信託です。
続いてETFです。(VTIやVT)
当ブログでも度々紹介していますが、
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・※VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
などが、それに該当します。
これらの商品は2つとも全世界に投資しています。
上記と比べて少しリスクはあがりますが、パフォーマンス重視なら以下です。
・eMAXIS Slim全米株式(S&P500)
・※VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
これらは、アメリカ市場に分散投資しています。
※ETFは、自分で配当金を再投資する必要があります。
初心者が始めて複利の恩恵を受けるという意味では、投資信託がその定義に当てはまると思います。
そもそも複利って何?
「元本だけではなく、利子が利子を生む」という考えの事です。
この複利は、時間をかければかけるほど、お金自身がお金を稼ぎ続けてくれます。
想像するだけで、夢のような状況ですね。
言葉よりもイメージでお伝えした方が分かりやすいと思います。
以下の前提で積み立てを行っているものとします。
積立金額:5万円/月
運用利回り:5%/年
運用年数:10年
10年後には、1,767,442円(資産22%増)です。
こちらは、あくまでシュミレーションですので、結果を保証するわけではありません。
ただ、実感として年利5%は十分可能な利率です。
そのことから、上記以上の結果を残すのは素人でも可能です。
実際に、金融リテラシーのあまりない私も同様の利率で運用できています。
複利の効果を最大限受けるためには、時間をかけて(20年程度)運用することです。
以前のGPIFの記事でも紹介しましたが、短期運用では、元本割れする恐れがあります。
ただ、運用年数が長くなればなるほど、そのリスクは低くなります。
実質、インデックスによっては、ほぼそのリスクはないに等しいです。
運用成績は、”投入資金×投資年数”で決定します。
これは、長ければ長いほど、複利の恩恵を受けやすいためです。
このことから、運用するなら1日でも早く始めるのが大切です。