アラフォーサラリーマンが投資信託と株で子供の教育費を稼ぐ!

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米国株で一番大切なこと【10年債利回り、長期金利の確認】

米国株を取引する際に最も重要視するべきは「金利」です。

 

このことは、過去の記事「米国株の必読書【Market Hack流 世界一分かりやすい米国株の技法】」で紹介した広瀬隆雄氏の書籍、また実際にTwitterやYoutubeでも、同様にそのことについて言及されています。

 

 

非常にためになるお話でしたので、紹介します。

 

なぜ金利が重要なのか?

株価を構成する要素を理解すれば、分かりやすいです。

まず、理論株価は、利益を「金利ー成長率の差し引き」で割ったものです。

 

分母の値が小さければ小さいほど、分子の値は大きくなります。

つまり、金利は低ければ低いほど良く、成長率は高ければ高いほど良いです

 

以下は理論株価を求める方法です

(かなり簡略化されているので、厳密には異なります)

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であるならば、金利が高い状況では、株価は上がりづらいということが理解できます。(むしろ株価は下がる)

 

金利って何?

ここで言っているのは、投資家が投資対象に要求する金利のことです。

つまり「その対象に投資した場合、いくらもらえるのか?」という期待を指しています。

 

金利の指標は何?

アメリカの中央銀行(FRB)が設定する短期金利(政策金利)のことです。

FFレート(Federal Funds)のことです。

 

FRBが決定した金利が市場のベンチマークになります。

その金利に対して、市場参加者が考える未来のインフレ率が加わります。

インフレ率が高いと考えれば、要求される金利は高くなります。

反対に、インフレ率が低いと考えれば、要求される金利は低くなります。

 

金利が急上昇している時の対応策

金利の上昇の仕方にもよりますが、急激に金利が上昇している局面では、

(例:1日に約3%以上の上昇が複数日続く)

一旦ポートフォリオを軽くすることも考えた方が良いです。

 

つまり、具体的にはポートフォリオ内の最もパフォーマンスの悪い株を売却することを検討するということです。

実際に売却する・しないは個人の判断ですが、

金利が上昇している時は、基本的にほぼすべての株価は下がります

 

 

とはいえ、金利もいつかは落ち着きます。

上昇し続ける、下降し続けるということはなく、ある一定の数値圏内に収まります。

 

自分が保有している株が良い業績(良い決算)を出している場合は、売却する必要はないです。

(あとは、収支がマイナスであることに耐えられるか?ということだけです)

業績が良い株は、時間がかかる場合もありますが、また右肩上がりに株価が回復していく可能性が高いです。

 

あとは、”その期間のパフォーマンスを受けいれて、保有し続けることができるか”ということだけです。