株式運用のパフォーマンスを上げる定期的な損切【ポートフォリオの整理の仕方1】
長男、次男ともに米国株を一部保有しています。
これらは、自分への戒めのため、保有し続けています。
もしも、ジュニアNISAで購入していなかったら、即損切しています。
今回は、損切の重要性について紹介したいと思います。
じっちゃま=広瀬隆雄氏のYoutubeを見て勉強しています。
持ち株が、VTIやVTなどのような、インデックス連動する株(ETF)の場合は不要です。
私のように個別株を複数保有している場合、株式市場の状況に応じて損切をする必要があります。
損切が必要になる条件とは?
市場は上向きなのに、自分のポートフォリオがマイナスの場合です。
市場同様に、ポートフォリオも上向きの場合は、問題ないと思います。
以下は、参考までに7/16時点のアメリカ、中南米の株式の変化です。
ここ1か月の利回り変化率は、概ねプラスです。
「常に株価が右肩上がりになる」と言うことは有りえません。
株価は常に上下します。
世界経済は、コロナ以降回復傾向にあり、変な「株」を選ばない限りは、
市場の恩恵を受けられるはずです。
それでも、自分のポートフォリオが振るわない場合は、それは何かが間違っています。
ポートフォリオ内の損切の優先順位
・下落幅が最も大きい銘柄
この中で言うと、DRVNの-15%が該当します。
この銘柄を処分します。全数です。
これから、上がるかも・・・という淡い期待は捨てた方が良いです。
私も過去に何度か経験しています。
たしかに、上がった銘柄もありました。
ただ、多くが長期低迷、または更に下がっており、決断して良かったと感じました。
下落幅が大きい銘柄を最初に損切する理由
傾向として、大きく下がった銘柄はここから更に下がる可能性があります。
逆に「上がっている銘柄はそのまま上がっていく可能性がある」とも言えます。
株価というは、刻一刻とその企業の業績見通しの変化を織り込んでいきます。
株価が継続して下がっている。
それはつまり、状況の悪化が未だ収まっていない事を示唆していると言えます。
そのため、現時点の含み損が、更に大きくなる可能性が高いです。
通常人は「損したくない」という心理(プロスペクト理論)が働くため、
なかなか行動に移せません。
得を求めるよりも損を回避する傾向があるためです。
ただ、定期的な損切はした方が良いです。
その方が結果的には、パフォーマンスが上がります。
損切の方法はもう1つありますので、それは次回の記事でお伝えします。