9月末時点の世界時価総額ランキング
APPLE時価総額8月比ダウンも9月末も世界一
多くの企業が8月比で時価総額を落としていますが、
それでも、米国企業の競争力はスゴイです。
圧倒的です。
OANDAレート:111.06
TOP50企業のうちわけ
アメリカ:34社
中国:5社
フランス:2社
スイス:2社
日本:1社
台湾:1社
サウジアラビア:1社
オランダ:1社
デンマーク:1社
韓国:1社
アイルランド:1社
今回は、TOP100企業の中に日本企業は、3社入っています。
トヨタ:35位
キーエンス:84位
ソニー:87位
8月末の状態から比べると、SONYが加わりました。
米国企業は圧倒的に優位な状況は変わりませんが、
現在、米国の「資金枯渇問題」への注目が高まっています。
米政府の資金が10月中に払底しそうな状況になっています。
米国が定めている債務上限ルール
米国は、債務の上限値を28兆ドルと定めています。
債務上限ルールとは?
個人も企業も、そして国家も同様ですが、
身の丈に以上に借金をするのは危険です。
議会から「返せない」と判断された場合、
低金利でお金を借りることが出来なくなります。
そうなると財政運営が難しくなり、具体的には以下に影響が出ます。
国防や医療を除く多くの政府のサービスが止まる
そうなると、多くの国民の生活に影響がでることが予想されます。
なぜこうしたルールを設けているのか?
政府が国債をむやみに発行して無駄遣いをしないためです。
ルール上限に達すると、政府は国債を発行できなくなります。
そうなると資金繰りが行き詰ります。
債務上限を巡る法案も9月27日の上院で事実上否決されています。
財政規律を重んじる共和党との溝は埋まらず、
このままでは政府のサービスが遅延、または一部停止することが予想されます。
当然、財政状況が良くないため、株式市場にはネガティブな影響が出ます。
10月は波乱の月となりそうです。
こんな時に大胆な投資はNGです。
現金保有率を多めにして、静観していきます。