子どもへのマネー教育【おこづかい契約書】
「子どもにおこづかいをあげよう!」という書籍があります。
西村 隆男監修 藍 ひろ子著の書籍です。
簡単に内容を説明すると、子どもと契約書を結び、
契約内容に応じて、おこづかいを支給します。
子どもは、自分がやると決めた家の仕事をすることで「おこづかい」をもらいます。
自分でコミットしたことを守る必要がありますが、
おこづかいを貰えるための基準が明確です。
ただし、やらなければ「おこづかい」はもらえません。
これは約束事なので、そのあたりはシビアです。
おこづかい契約書の仕事の例
1.玄関の靴をきれいに並べる
2.食卓におはやしお皿を並べる
3.洗濯物をたたむ
4.おふろのお掃除
これは我が家での「おこづかい契約書」の一部です。
上記は毎日、または〇曜日だけするといった毎週の仕事です。
我が家では、おこづかいをあげる基準が明確ではなく、
スーパーに買い物に行った時に、買い与えていました。
子どもからすると、自分が買いたい時に買えるわけじゃないし、
また本当に買いたい物というわけではありませんでした。
何となく、その場で衝動的に欲しい物を買うという感じでした。
これはマズイと思い、おこづかい契約書を結ぶことにしました。
私自身の過去の経験も相まって、教育するなら早めの方が良いと思い、
契約書を結ぶことにしました。
私は大学生の頃、バイト代をほぼ80%使い切っていました。
まったく計画性がなくその癖を調教するのに時間がかかりました。
同じ道を歩ませるわけにはいかないので、早いうちにテコ入れします。
お金を得るためには、労働が必要です。
また、自分自身が労働をしたことで得たお金であれば、
以前よりも使い道を考えるという効果が期待できます。
長男の欲しい物は、Nintendo Switchです。
先は相当長いですが、目標に1歩でも近づいたのは進歩です。
おこづかい契約書の効果
目標達成のためには貯蓄が必要です。
目的地までの差額を計算し、計画的なお金の使い方を学んでもらいます。
とはいえ、大きな数の計算はまだ出来ないため、
少しずつ教えながら進めていこうと思っています。
この先資本主義経済に生きていく以上、お金とは長い付き合いになります。
子どもの頃からしっかりとマネー教育を授けて、
一定水準以上の金融リテラシーを身に着けて欲しいと思っています。