卵を1つの籠に盛らない方が良い2つの理由
VTIへの投資が最も勝率が高い
前回の話では、ZMに集中投資した結果、
2,575ドルのマイナスを出した話をしました。
賢者は歴史から学ぶ
愚者は経験から学ぶ
私は後者です。
同じ失敗をしないように、同じ失敗をする人が増えないように、
反省点も交えて、今回の失敗を振り返ります。
卵を1つの籠に盛らない方が良い2つの理由
①素人が個別株で勝てる確率は低い
②VTIという優れた商品がある
これはすべての人に当てはまるわけではありません。
私(株初心者)の場合です。
①素人が個別株で勝てる確率は低い
私のような素人が、自分の好みで1点集中で投資するのは危険です。
決算を軸に投資しているとはいえ、投資候補となる企業は、
ZM以外にも複数ありました。
ZMを選んだ理由は「仕事で使っているから」でした。
その他の候補企業と業績で比べるわけでもなく、
何となく良いと思ったという理由からでした。
1点集中で投資した場合、最終的には大勝か大負けのどちらかです。
少しずつ、でも確実に増えていくというのが私の期待するところなので、
あまりにZMに傾倒しすぎました。
株式市場では、退場したら終了です。
今回は全体のポートフォリオの中で、ZMの比率は23%でした。
損切銘柄だからかもしれませんが、
保有中はマイナスに触れることの方が多かった気がしています。
私のポートフォリオはインデックスで固めています。
米国株の比率は全体の50%(VTI含む)です。
②VTIのような優れた商品がある
VTIは、全米に上場しているほぼすべての株に投資できるETFです。
つまり、この銘柄1つで約4,000社に分散投資出来ます。
非常に優秀なETFです。
個別銘柄を購入する理由は、成長性が高い(と考えている)からです。
当時の私は「ZMで大きく儲けて、資産を一気に増やしてやる!」
という欲目が出ていました。
毎月20~25万円を入金しZMはじめハイテク株に投入していました。
VTIは値動きも地味で、インデックスこそが最強の投資方法なのに、
平均すると、毎月2株程度しか買っていませんでした。
そして、2021年10月現在、差は歴然でした。
方や-2,575USDとなり損切
一方は、+18.37%
決算を軸に「購入する、売却する」をやっているため、
ZMの損切はそのルール通りです。
この目論見が外れたことは、ある意味仕方ないと考えています。
問題は、未来のことは誰にも分からないのに、
自分の都合の良い考えて1銘柄への集中投資をしたことです。
自分のポートフォリオを見直し、1極集中はやめて、
VTIをポートフォリオの中心に投資を続けます。