募金は投資【チャンス・フォー・チルドレン】
募金は投資です。
今回は、直接、投資信託や株とは関係ありません。
ただし、日本の国力という意味で考えると、
この活動は投資であり、社会的意義があると考えています。
微力ですが、日本の将来の為に募金しています。
毎月ほぼ一定額を「チャンス・フォー・チルドレン」という団体に、
インターネットを介して寄付しています。
同団体は、子どもの貧困や教育格差を解決するために活動しています。
公益社団法人:CFC(チャンス・フォー・チルドレン)
募金(寄付)活動がなぜ投資なのか?
これはあくまで私見ですが、
・募金することで、進学を諦める子どもの数が減らせる
・募金することで、子供達は教育機会を得られる確率が上がる
・教育機会が増えることで、学力が上がる確率が高まる
(少し日本語として変ですが、学力の底上げが期待できます)
・学力が上がることで、進路の選択肢が増える
(より難易度の高い学校に進学出来る子が増える)
・選択肢が増えることで、社会に一定の学力を備えた人間が増える
と考えています。
そして、一定の学力を備えた人が増えれば、国力が高まる。
国力が高まれば、国を繁栄させられる確率が高まります。
国力って何?
国力=1人1人の人間力(値)の総数です。
人間力を構成する値の例:教養+知識+性格+振る舞いetc
(あくまで私個人の考えです)
国をつくるのは、その国の国民1人1人です。
1人1人の質(人間力)が高まれば、国力は高くなります。
以下は、各国の教育費の支出額を示したデータです。
公的支出総額のうち教育費の割合を示しています。
初等教育から高等教育に対する公的支出総額の比率(2017年)
参考元:Education at a Glance 2020,OECD/UIS/Eurostat(2020),Table C4.1
日本は7.8%です。
OECD平均の10.8%に比べて3%も低いです。
教育にどれだけ力を入れているのかが、この表から分かります。
残念ながら、日本の支出額の割合は高くありません。
医療費や社会保障費の支出増により、
本来最も資本投下すべき教育費への割合が下がっています。
嘆かわしいことです。
大学を卒業すれば人間力がつくのか?
大学に卒業した人たちが、必ずしも人間力が高いわけではありません。
また、大学に行ったからと言って「高まる」という保証はありません。
ただし、教育機会の損失により「そもそも機会すら得ることが出来ない」
という事態を避けることは可能です。
知識や機会があれば余計な遠回りをせずに済むことも、
知らないために、多くの時間を無駄にするということを避けられます。
両親にはとても感謝しています。
大学卒業どころか留学までさせてもらいました。
少なくとも長男、次男には同じことをします。
そして「可能な限り、他の子供たちにもしてあげたい」と思っています。
一般的に「投資」と聞くと、
自分に直接的にリターンが来ることを考えがちです。
この(血縁関係の無い子どもに対する)募金がなぜ投資と言えるのか?
腑に落ちない人も多いと思います。
次回の記事でもう少し説明を加えたいと思います。