アラフォーサラリーマンが投資信託と株で子供の教育費を稼ぐ!

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二児の父が、大学卒業までの教育費用(学費や一人暮らしの費用)を投資信託と株で稼ぐことを目的に情報発信しています

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投資(積立投資、株式)を行う上で大切な考え方

如何に安全性が高い投資方法だとしても投資に絶対はない

 

これは私が常々念頭に置いていることです。

前回までは、ジュニアNISAではインデックス投資を行うことで、

勝率が高くなり、損する確率が低くなることを説明しました。

 

では「インデックス投資なら、絶対に大丈夫なのか?」と問われると、

「はい、問題ありません」とは言えません。

 

なぜなら、将来のことは誰にも分からないからです。

これは至極当たり前のことですが、とても重要です。

 

前回インデックスの不安要素と書きましたが、

厳密には「インデックス・アクティブ投資両方の不安要素」と言えます。

 

新しい単語が出てきたので、先に言葉の意味を説明します。

アクティブ投資とは?

運用会社、またはファンドマネージャーが独自の見通しや投資判断に基づき、

ベンチマーク以上の収益を目指すファンドのことです。

銘柄の入れ替え、情報収集のコスト(ファンドマネージャー自身の給与)が

含まれるため、インデックスに比べて信託報酬が高いです。

ファンド=投資信託(商品の)または商品を運用する会社のこと。

 

アクティブファンドとインデックスファンドの違いについては、

別の機会で説明したいと思います。

 

インデックス・アクティブ投資の不安要素とは?

それは、冒頭にも言った「将来のことは誰にも分からない」という点です。

どういう事かと言うと、

 

お金が必要な時期に万が一株式市場が暴落している場合、

「元本割れを起こすリスクがある」ということです。

 

具体的にS&P500の直近5年間の成績で説明します。

2020年2月頃の値:3,220USD

2020年3月頃の値:2,570USD

2021年1月頃の値:3,770USD

 

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2020年3月の株価は前月と比較し大幅減となっていることが分かります。

中国武漢から発生したコロナの影響により、

世界的な同時株安になったことはまだ記憶に新しいと思います。

 

そして、もしも2020年3月に教育費を全額引き出す必要があった場合、

前月以前と比較すると、大きく目減りしていることが分かります

「2,570USD」は2017年9-10月頃の株価水準です。

 

とはいえ、人によって条件が異なるため、これはあくまで一例です。

実際には、以下の構成要素により結果は異なります。

 ・投資を始めた時期

・何%の金額を投資に回しているのか

・投資対象商品

等々。 

 

大暴落は、確率論的にはあまり高くありません。

そして、不運にもお金が必要な時期に大暴落している場合は、

投資元本を下回る可能性がある。という事例を紹介しました。

 

不安を煽るつもりはなく、万が一の事態もあるということで紹介しています。

とはいえ、ミクロの事象を紹介すると(往々にして、マイナスの事例)

そのイメージで、物事を議論してしまいまがちです。

 

そして、大暴落のリスクを恐れて、そもそも「投資しない」というのは

本末転倒であり、投資機会の損失と言えます。

 

でも、元本が減るかもしれない。。。

そう思うとなかなか前に踏み出せない気持ちも分かります。

 

次回は、対処法について紹介したいと思います。