ジュニアNISAでIPO応募する場合の注意点【非課税枠を使い切った場合】
ジュニアNISA口座の非課税枠がない場合、総合口座でIPOに応募しましょう
長男、次男ともにジュニアNISAで資産運用をしています。
そして、21年9月時点で、長男の残り枠は約3,000円。
次男も残り約30,000円です。
ここから分かることに、ジュニアNISAの非課税枠内でIPOを申し込んでも、
非課税のメリットを受けることが出来ません。
2月にジュニアNISAを開設して、猛烈に買い込みましたので仕方ありません。
普段ジュニアNISA口座で運用している人は以下の点の注意が必要です。
デフォルトでジュニアNISA口座が選択されている
これは、機械的に応募しているとスルーしてしまうのですが、
応募する時に、どの口座で購入するか?を選択します。
以下赤枠内(白抜き)が現在選択している口座です。
通常、ジュニアNISA側が選択されていますので、
これを意識的に総合口座を選択するようにします。
IPOの当選確率は、300回くらい応募して、1回当選するかどうかだと思います。
特にSBIの場合は、資金が多い人ほど(応募口数)有利です。
我が家のようにせいぜい、2口、3口がやっとだと、
当選する確率は相当低いと思われます。
それでも、何度かに一度は確率的に当たります。
ちなみに、不運にも?以下条件で当選すると、、、
ジュニアNISAの非課税枠がない状態でIPO当選した場合はどうなる?
SBI証券の場合、当選しても最終的な購入意思表示の確認があります。
通常2~3営業日内に、購入する、しないを返答します。
(登録しているメールにSBIから連絡があります)
そして、ジュニアNISA口座で応募している場合は、以下の選択肢があります。
①ジュニアNISA口座-NISA預り
②ジュニアNISA口座-特定預り
③ジュニアNISA口座-一般預り
①非課税です。
②、③は課税口座です。
ジュニアNISAの非課税枠がないから「当選しても購入できない」
ということは有りません。
しかし、、、
ジュニアNISAの課税口座(特定、一般)で購入する場合の注意点
課税、非課税に関わらず、払い出し制限の対象になることです。
この意味は、2023年以降まで「口座から資金を移動させることが出来ない」
という意味です。
この状態が如何にデメリット度合いが高いかというと、
課税されるのに、その資金を同口座内でしか利用できないという点です。
ただし、ジュニアNISAの特定預り、一般預りなら、
新規購入買付(株、投資信託ジュニアNISAで取り扱いがある銘柄)なら可能です。
以下簡単にマインドマップに纏めてみました。
個人的には「ジュニアNISAの枠を使い切る」または「使い切りそう」な場合は、
最初から総合口座でIPO応募することをおすすめします。
せっかく当選しても、ジュニアNISA-特定預り、一般預りでは、
その後の資金自由度が違います。
この点を意識していなかった方もいると思いますので、くれぐれもご注意ください。