教育資金の運用方法【幼稚園~高校卒業までに必要な学習費用】
子供の誕生は喜びではありますが、同時にお金の心配が発生します。
私達同様に、以下の悩みを抱えている人は多いと思います。
子供の誕生と同時に発生する悩み
・大学卒業までにどのくらい必要なのか?
・本当に貯められるのだろうか?
・貯めるためには、どういう方法があるのか?
・効率よく貯めるにはどうすればよいのか?
等々です。
先進国はおろか新興国ですら、合計特殊出生率が2.1を下回る国が増えています。
そして、お金もさることながら、子育てに費やす時間は膨大です。
自分の時間が持てなくなるため、それを嫌がる人が増えるのは、納得です。
我が家は長男、次男、妻の4人家族です。
2人の時には知らなかったことを知り、日々新鮮です。
いつも賑やかで、、、ちょっと困るくらいです(笑)
悩んだり不安に感じるのは、具体的な数値が分からないからだと思います。
まずは、どのくらい必要になるかの目安が分からなければ、動きようがありません。
そこで今回は、幼稚園~高校卒業までに必要な学習費用について紹介します。
これはあくまで、学習費のみです。
その他(食費、衣服、娯楽費用など)は含まれていません。
条件:1年間に1人の子供にかかる費用
・幼稚園~高校までに必要な学習費総額
これらは調査に協力した人(24,748人)の回答から算出した平均値です。
そのため、実際の金額は家庭によって上下します。
そして、以下はうちわけです。
・幼稚園~高校までに必要な学習費のうちわけ
参考元:文部科学省「平成30年度 子供の学習費調査の結果」
紹介する時にも言いましたが、あくまでこれらの数値は、
”子供1人に対して、1年間でかかる学習費用”のみです。
家庭の条件によっては、もっと高くことも十分にあり得ます。
我が家も購入しました。Diesney英語システム
(約10万円。効果は、、、、)
目安となる学習費用を計算する
以下は、先に紹介した文部科学省のデータに学習年数を掛けたものです。
例:公立幼稚園は3年間。223,647円×3年=670,941円
単純計算した総学習費用【幼稚園から高等学校まで】
この表を基に算出したいと思います。
・5パターンで算出した教育費用の総額
ヤバイですね。。。
最小値(すべて公立)と最大値(すべて私立)の差額は12,868,968円。
この金額を稼ぎ出すのは大変です。。
子供達には、高校まで公立で進んでもらいます。
高校のみ私立なら、まだ許容範囲です。
これらのターゲットが分かったうえで、運用方法を考えます。
資産の運用方法
①銀行預金の場合
②投資信託、ETFの場合
①銀行預金の場合
子供が生まれたと同時に、毎月5万円を積み立てたと仮定します。
1年間:5万円*12カ月=600,000円(子供0歳)
10年間:60万円*10年=6,000,000円(子供10歳)
18年間:60万円*18年=10,800,000円(子供18歳)
総資産:10,800,000円
そして、この運用方法には2つ問題があります。
1つ目は、金利がほぼ0に近いため元本が増えない。
2つ目は、幼稚園~高校までの15年間、貯金を取り崩さない(毎月5万円を積み立てる)前提であること。
月5万円*18年間の積立はなかなか大変です。
小学校くらいまでなら、支出も少ないですが、中学校、高校と進むと支出がかさみます。おそらく、毎月5万円を確保するのは難しいのでは。。。と感じています。
そして、せっかく元本が大きくなっても、金利がほぼ0のため、複利効果が期待できません。
これは、お金の働きに期待できないため、運用方法としては非効率だと思います。
②投資信託、ETFの場合
投資信託、ETFの場合、正しい指標に投資した場合、ほぼ確実に安定して資産を増やすことが可能です。
私が公開している資産がそれを物語っています。
ただし、元本保証はされません。
このリスクを理解した上で運用お願いします。
先ほどと同様のケースで試算します。
今回は複利効果が使えますので、月3万円で運用します。
かなり保守的なリターンですが、年利5%前提で計算します。
(複利毎に課税される前提)
1年間:3万円*12カ月=367,860円(子供0歳)
10年間:36万円*10年=4,428,425円(子供10歳)
18年間:60万円*18年=9,484,146円(子供18歳)
総資産:9,484,146円(+3,004,146円)
月々の負担額が▲2万。総支出で言うと▲432万円の支出減です。
総資産1,000万円には少し届きませんでしたが、
掛け金を少し増やせば、十分に1,000万を作るることは可能です。
以下は参考までに32,000円を18年間運用した場合の総資産です。
総資産10,116,427円(3,204,427円)
教育資金は決して安くはありませんが、時間(複利)を有効利用すれば、
無理なく用意できます。
なお、”投資信託、ETF”は、証券会社から購入できます。
銀行や郵便局でも購入出来ますが、やめましょう。
販管手数料が高いため、最終的な運用パフォーマンスを押し下げる原因になるからです。
以下は参考までに私が運用しているETFと投資信託です。
・長男の資産を運用しているETF
・次男の資産を運用している投資信託
資産運用に参考になれば幸いです。
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